ソーラー防犯カメラを購入したのは良いけど、自宅の壁にネジで穴を開けるのに抵抗がありませんか?私はちょっとだけ抵抗があります。できるだけ自宅の壁には傷をつけたくないものです。
この記事では自宅の壁に穴を開けずに防犯カメラ設置する方法をいくつか紹介します。壁に穴を開けずに気軽に防犯カメラを設置しちゃいましょう!
くのこの家の壁に防犯カメラ設置用の穴を開けたくないのジャ~!
穴開け不要の防犯カメラを設置する方法は沢山あるんだよ!
壁に穴を開けない防犯カメラの設置方法
【穴開け不要防犯カメラ設置方法1】取付自在板+ステンレスバンド
最初に紹介する壁に穴を開けない防犯カメラの設置方法は、未来工業株式会社さんより販売されている「取付自在板」とステンレスバンド(ステンレスタイ、メタルタイ)を使用します。
今回用意した取付自在板はBPF-1208です。BPF-1208JやBPF-1208Gなどがありますが、品番の最後のアルファベットはカラーの違いです。
ステンレスバンドの長さは設置する場所に合わせたものを用意してください。ステンレスバンドは締め付けるのに少しコツがいるので、ステンレスバンド専用の結束工具(タイガン)を用意しておくのがおすすめです。
開封したの取付自在板です。取付自在板には無数の穴が開いており、木板間隔で器具をネジ止めすることができます。取付自在板の上と下にある2つの縦長の穴にはステンレスバンドを通すことができます。
今回使用する取付自在板(BPF-1208J)のサイズは縦120mm×横80mm×厚さ15mmです。この取付自在板に防犯カメラのスタンドをネジで固定していきます。
取付自在板の穴や溝にネジ穴を合わせて防犯カメラのスタンドを配置します。
取付自在板に防犯カメラのスタンドをネジで締めて固定します。締め過ぎると樹脂が破損する恐れがありますのでご注意ください。取付自在板への防犯カメラスタンドの取り付け作業が完了しました。
次は取付自在板の上下にある縦長の穴にステンレス製の結束バンド(ステンレスバンド)を通します。
これで取付自在板にステンレスバンドを通すことができました。ソーラー防犯カメラの場合は、ソーラーパネルのスタンドも同じ手順で取付自在板に取り付けます。
ステンレスバンドを通した取付自在板をポールや柱などの場所に巻きつけ、ステンレスバンドを締め付けて設置完了です。ステンレスバンドを締め付ける際には専用の結束工具を使用するのがおすすめです。
ポールや柱などへの取付自在板の固定が完了したら、最後にスタンドに防犯カメラやソーラーパネルを取り付けましょう。
「Hiseeu」製のPTZ(パンチルトズーム)タイプのソーラー防犯カメラも取付自在板(BPF-1208J)に取り付けることができました。
取付自在板を使用した防犯カメラの設置は費用が一番安く済むよ!
【穴開け不要防犯カメラ設置方法2】防犯カメラ専用の取付金具
こちらは「防犯カメラ専用の取付金具」を使用した穴を開けない防犯カメラの設置方法です。
防犯カメラの設置用の取付金具(ブラケット)、ボルトセット、ステンレスバンドがセットになっており、こちらの商品を購入するだけでポールや柱への取り付けができるようになっています。
基本的な設置方法は取付自在板+ステンレスバンドと変わりはありませんが、しっかりとした金属製のブラケットとドライバーで締め付けるタイプの丈夫なステンレスバンドで取り付けます。防犯カメラ専用の金具であるので設置した時の見た目も良いですね。
当然ですがソーラー防犯カメラに使用する場合は、防犯カメラ本体用とソーラーパネル用の二つの取付金具を購入する必要があります。
設置した時の見た目を重視するくのこは専用金具がいいんジャの~!
【穴開け不要防犯カメラ設置方法3】1/4インチネジ対応アクセサリーを使用(番外編)
一般的なソーラー防犯カメラ本体とソーラーパネルには「1/4インチネジ」に対応したネジ穴が開いています。このネジ穴に防犯カメラやソーラーパネルのスタンドのネジを締め付けて固定しますよね。
「1/4インチネジ(1/4-20UNCインチネジ)」とはいわゆる「カメラネジ」のことであり、デジタルカメラやビデオカメラにもこのネジ穴が付いています。「1/4インチネジ」が付いているカメラの三脚やポールなどに合わせて使用することができます。
今回はこの「1/4インチネジ」に対応したアクセサリーを使って防犯カメラが固定できないか検証してみたいと思います。
また「1/4インチネジ」に対応したアクセサリーを使って防犯カメラを設置するのは非推奨ですので、設置される方は自己責任で行ってください。こんな設置方法もあるんだな!程度の参考にお願いします。
用意したものは「1/4インチネジ クランプ」です。サイズや形は色々なものがありますのでお好みのクランプを探してみてください。
防犯カメラを「1/4インチネジ クランプ」に接続させることができました。
小型ソーラー防犯カメラをポールに固定してみました。細めのポールですが、ガタつきもなく「1/4インチネジ クランプ」を締め付けて固定することができました。
ソーラー防犯カメラですので、ソーラーパネル設置用の「1/4インチネジ クランプ」も必要になります。
こちらのクラウド保存型のバッテリー防犯カメラのAmazon「Ring Stick Up Cam Battery」も「1/4インチネジ クランプ」を使用してポールにしっかり固定ができました。
Amazon「Ring Stick Up Cam Battery」は充電バッテリー式の防犯カメラなので、これだけで設置は完了ですね!
「1/4インチネジ」アクセサリーを使用した防犯カメラの設置もなかなか面白いですよね。
簡単に外すことができるので、セキュリティの面で防犯カメラを常設するのはには向きません。クランプが緩んで防犯カメラが落ちてしまう可能性もあります。
一時的に防犯カメラを設置してみたい場所などで使用すると良いかもしれませんね。「1/4インチネジ」アクセサリーを使用した防犯カメラの設置は自己責任でお願いします。
こんなに手軽に防犯カメラを設置できるアイテムがあったとは驚きジャ!
壁に穴を開けない防犯カメラの設置方法のまとめ
本来なら防犯カメラは壁にネジで穴を開けて設置しなければいけませんが、穴を開けないで設置方法する方法は色々ありましたね。
穴を開けない設置方法では、ブラケット(取付自在板)とステンレスバンドを使用してポールや柱に設置する方法が一般的のようです。
今回は「1/4インチネジ」アクセサリーを使用した防犯カメラの設置にも挑戦してみましたが、思いのほか上手く設置することができて良かったです。
アイデア次第では穴を開けずに防犯カメラを設置できる方法はまだまだありそうです。壁に穴を開けない防犯カメラの設置方法をぜひ試してみてください!