Steamを運営するValveより発売されている携帯型ゲーミングPCの「Steam Deck(スチームデック)」は日本でもじわじわと存在感を増してきますよね!筆者もSteam Deckを購入してからはもう手放せなくなっています。
そんなSteam Deckを購入した方、または購入を検討されている方向けに、アクセサリーや周辺機器など何をそろえた便利なのかを記事にしてまとめてみました。
Steam Deckを購入する時におすすめなアクセサリーと周辺機器をまとめたよ!
Steam Deckをもっと便利に使いこなすんジャ!
Steam Deckアクセサリー・周辺機器(必須クラス)
microSDカード
Steam Deckは本体のストレージ以外にも挿入した「microSDカード」にゲームを保存することができます。ストレージ容量が少ないモデルのSteam Deckを購入した場合はmicroSDカードの購入はほぼ必須と言ってもよいでしょう。
Steam Deckは「UHS-I」のmicroSDに対応しているので、KIOXIA、SanDisk、SAMSUNGなど信頼のおけるメーカーの「UHS-I」対応microSDカードを購入すれば間違いないかと思います。
最近のゲームは1本で100GBを超えるものも多いので、容量は最低でも256GBは欲しいです。コスパを取るなら512GBのmicroSDカードがおすすめです。
Steam Deckアクセサリー・周辺機器(あると便利)
Steam Deck用ドック
Steam Deck用のドックに接続すればSwitchのようにモニターやTVの大画面に出力してプレイすることが可能です。スタンド式のドックはHDMI端子、複数のUSB端子や有線LANアダプターなどを備えています。
ワイヤレスコントローラー(デュアルセンスなど)
Steam DeckではBluetooth接続により、PC向けのワイヤレスコントローラーはもちろん、家庭用ゲーム機のコントローラーを使用することができます。特にPS5の「デュアルセンス」、PS4の「デュアルショック4」や「Xbox用コントローラー」がおすすめです。
Steam Deck本体のボタンやスティックはSwitchのジョイコンとは違い取り外しができないため、分解しない限り気軽に交換は行えません。外部接続したコントローラーを使用して、できる限り本体のボタン類を消耗させないようにするのも良いでしょう。
特に格闘ゲームやアクションゲームなどをプレイする際は本体のボタンやスティックを酷使しがちなので、コントローラーを使用してプレイしたいですね。
筆者の場合は中古の価格も安価で、比較的購入しやすいPS4のコントローラー「デュアルショック4」を使用しています。馴染みのあるPSのコントローラーなので使い心地は間違いありません。
最初のペアリング設定はSteam Deckの設定からBluetoothをオンにし、デュアルショック4の「PSボタン」と「シェアボタン」を長押しするとコントローラーのLEDが点滅を始めます。
次に画面に表示された「Wireless Controller」を選択してペアリング完了です。一度ペアリングすれば、次回からはPSボタンを押すだけで自動的にコントローラーがSteam Deckに接続されます。
デュアルショック4を接続するとなんとSteamボタン(メニューボタン)がPSのマークになって表示されます!
ワイヤレスキーボード・マウス(Bluetooth)
プレイするゲームによっては必要になるキーボードやマウスももちろんSteam Deckに接続することができます。Steam Deckはドックを使用しない場合はUSBポートが1つと限られているので、Bluetooth接続ができるキーボードとマウスがおすすめです。
ワイヤレスイヤホン(Bluetooth)
Steam Deckには非常にクリアな音質のスピーカーを搭載していますが、FPSなどの音が重要となるゲームにはイヤホンの使用をおすすめします。
筆者はJVCケンウッド製のBluetoothイヤホン「HA-A5T」を使用しています。国内メーカーのワイヤレスイヤホンなのに3,000円台とお手頃な価格でカラーバリエーションも豊富でおすすめです。
もちろんSteam Deckはイヤホンジャックを備えているので、有線のイヤホンも使用もできます。
保護カバー
Steam DeckはゲーミングPCとしては比較的安価ですが、ゲーム機として見ると非常に高価なものですので、本体を傷から守るためにも購入時からカバーを付けておきたいですね。
筆者が購入したSteam Deckの本体保護カバーはこちらです。背面には自立できるスタンドも付いています。
折り畳み式のスタンドで自立させた状態です。スタンドが付いているカバーは、コントローラーを使用してプレイする時に便利です。
USB Type-C マグネット式変換アダプタ
筆者が一番おすすめしているアイテムがこの「USB Type-C マグネット式変換アダプタ」です。Steam Deck本体のUSB Type-C端子を保護しながら、充電接続も楽になるという本当に便利なアダプタです。
画像のようにUSB Type-C端子と本体が二つに分離できるようになっています。
Steam Deck本体のUSB Type-C端子に分離させたコネクタをキャップのように接続させます。これでもうSteam Deck本体からは抜き外しする必要はありませんのでUSB Type-C端子の保護にもなります。
長い方をSteam Deckの純正の充電器やUSB充電器と接続させておきます。
これで本体を充電させる時は、マグネットによるワンタッチ接続が可能になります。USB Type-C端子を充電器の抜き差しによる劣化などから端子守ることができるので非常におすすめですよ!
スタンド
Steam Deckを置いてプレイするために必要なスタンドです。コントローラーを使用してSteam Deckでプレイされる方には必須のアイテムになります。Steam Deck本体を置いて使用する通常のスタンドや、本体に貼り付けて使用するタイプのスタンド(キックスタンド)などがあります。
筆者のSteam Deck保護カバーはスタンドが付いていますが、保護カバーに更に貼り付けるタイプのスタンドを取り付けてみました。Steam Deckはかなり重量があるので、角度によっては倒れてしまうので注意しましょう。
USB充電器
Steam Deckには純正の充電器が付属しているの充電器を購入する必要はありませんが、予備や純正充電器よりコンパクトに持ち運びされたい方に「USB充電器」がおすすめです。Steam Deck本体の充電には、PD45w以上の出力が可能な製品が必要です。
筆者が購入したUSB充電器はエレコムの「EC-AC13BK」です。画像上の純正充電器と比較するとかなりコンパクトになっていることがわかりますね。
モバイルバッテリー
Steam Deckはプレイするゲームにもよりますが、充電の持ちはあまり良くはありません。外出先でもSteam Deckを長時間プレイされたい方には「モバイルバッテリー」は必須アイテムとなります。
USB充電器と同じく、PD45w以上の出力が可能なモバイルバッテリーを選択して購入しましょう。
筆者が愛用しているLCD版のSteam Deck(64GB)では、AAAタイトルの3Dゲームだと長くても約1時間半程しかバッテリーが持たないので外出時にはモバイルバッテリーは必携です。
収納ケース
本体収納ケース(ポーチ)はSteam Deckに付属していますが、純正の収納ケースを汚したくない方は別に収納ケースを購入するのがおすすめです。純正のケースよりも収納力があるのも魅力です。
筆者が購入したのはエレコム製のケース(キャリングポーチ)です。
Steam Deck本体のほかに収納できるスペースがあり、充電器やモバイルバッテリー、イヤホンなども収納できます。
Steam Deckアクセサリー・周辺機器のまとめ
Steam Deckは用のアクセサリーと周辺機器は始めから全てを揃える必要はありません。実際にSteam Deck本体を購入して、自分のプレイスタイルに応じて必要だと感じたものを購入してみてくださいね。
どのストレージ容量のSteam Deck本体を購入したとしても、microSDカードだけは購入しておいた方が良いでしょう。Steam Deckにゲームが保存できる容量が少なくて困ることはあっても、多くて困ることは絶対ありませんので。