家庭用ゲーム機のPS4(プレイステーション4)の型番による機能や性能(スペック)の違いについてをまとめました。PS4の型番によってどこが変化したのかをわかりやすく解説します!
「これから中古でPS4を購入したいけど、どれを買えばいいのかわからいない!」という方はぜひ参考にしてみてください!
PS4の型番による違いを解説するよ!
中古のPS4本体を購入する時に参考にするんジャ!
PS4(プレイステーション4)とは?
PS4は2014年2月22日にソニー・コンピュータエンタテインメント(現ソニー・インタラクティブエンタテインメント)より日本で発売された家庭用ゲーム機です。アメリカやカナダでは先行して2013年11月15日に発売されています。
ゲーム機の世代としては任天堂の「Wii U」やマイクロソフトの「Xbox One」と同じの第8世代のゲームハードとなります。
また2016年11月10日にはPS4のハイエンドモデルとなる「PS4 Pro」が発売されました。PS4 Proは4K出力に対応し、PS4と比べてCPUやGPUの性能が上がっています。
PS4とPS4 Proの基本スペック表
「PS4」と「PS4 Pro」の基本スペックの早見表です。
PS4 | PS4 Pro | |
---|---|---|
CPU | x86-64 AMD “Jaguar” 8コア 1.6GHz | x86-64 AMD “Jaguar” 8コア 2.1GHz |
GPU | AMD Radeon based graphics engine 1.84 TFLOPS | AMD Radeon based graphics engine 4.20 TFLOPS |
メモリ | GDDR5 8GB バンド幅:176GB/s | GDDR5 8GB バンド幅:218GB/s |
ストレージ容量 | 500GB/1TB | 1TB/2TB |
ゲームディスク | Blu-ray | Blu-ray |
光学ドライブ | BD 6倍速CAV DVD 8倍速CAV | BD 6倍速CAV DVD 8倍速CAV |
PS4の型番の見方
PS4の型番はCUH-1000AB01、CUH-2000BB01のように表記されていますが、CUH-4桁の数字より後の英数字の表記は、HDDの容量やカラーによって変わるので気にする必要はありません。
PS4の型番を見る時はCUH-1000、CUH-1200、CUH-2000などCUH-4桁の数字の部分を確認しましょう。限定版のPS4本体などはこの表記の限りではありません。
PS4型番別の消費電力、重量、サイズ早見表
PS4の型番から発売日、最大消費電力、本体の重量、本体のサイズを比較することができる早見表です。
PS4モデル | 型番 | 発売日 | 最大消費電力 | 本体重量 | 本体サイズ |
---|---|---|---|---|---|
初期型 | CUH-1000 | 2014年2月22日 | 250w | 約2.8kg | 約275mm × 53mm × 305mm |
初期型 | CUH-1100 | 2014年9月30日 | 250w | 約2.8kg | 約275mm × 53mm × 305mm |
初期型 | CUH-1200 | 2015年6月24日 | 230w | 約2.5kg | 約275mm × 53mm × 305mm |
薄型 | CUH-2000 | 2016年9月15日 | 165w | 約2.1kg | 約265mm × 39mm × 288mm |
薄型 | CUH-2100 | 2017年7月4日 | 165w | 約2.0kg | 約265mm × 39mm × 288mm |
薄型 | CUH-2200 | 2018年6月25日 | 165w | 約2.0kg | 約265mm × 39mm × 288mm |
Pro | CUH-7000 | 2016年11月10日 | 310w | 約3.3kg | 約295mm × 55mm × 327mm |
Pro | CUH-7100 | 2017年10月2日 | 310w | 約3.2kg | 約295mm × 55mm × 327mm |
Pro | CUH-7200 | 2018年9月18日 | 300w | 約3.2kg | 約295mm × 55mm × 327mm |
PS4 CUH-1000系の型番(初期型PS4)
CUH-1000シリーズは初期型PS4と呼ばれているモデルだよ。
薄型PS4が発売されている現在購入するメリットはあまりないけど、中古の価格が安いのが魅力だよね。
PS4 CUH-1000
PS4の型番CUH-1000シリーズは2014年2月22日に発売された最初のモデルです。初期型のPS4はツヤのあるHDDカバーです。最大消費電力は250wでProを除くPS4シリーズの中で最も高い最大消費電力となっています。
発売日 | 2014年2月22日 |
価格 | 39,980円 |
本体サイズ | 約275mm × 53mm × 305mm |
本体重量 | 約2.8kg |
最大消費電力 | 250w |
入出力端子 | USB3.0端子 ×2 AUX端子 ×1 |
出力端子 | HDMI端子 光デジタル端子 |
ストレージ(HDD)容量 | 500GB |
カラーバリエーション | ジェットブラック |
PS4 CUH-1100
PS4の型番CUH-1100は2014年9月30日に発売されたモデルです。CUH-1100は多少の不具合を改善したものでCUH-1000と性能や機能などに変わりはありません。CUH-1100ではカラーバリエーションにグレイシャー・ホワイトが加わりました。
発売日 | 2014年9月30日 |
価格 | 39,980円 |
本体サイズ | 約275mm × 53mm × 305mm |
本体重量 | 約2.8kg |
最大消費電力 | 250w |
入出力端子 | USB3.0端子 ×2 AUX端子 ×1 |
出力端子 | HDMI端子 光デジタル端子 |
ストレージ(HDD)容量 | 500GB |
カラーバリエーション | ジェットブラック/グレイシャー・ホワイト |
PS4 CUH-1200
PS4の型番CUH-1200は2015年6月24日に発売されたモデルです。CUH-1000/CUH-1100シリーズではツヤのあるHDDカバーでしたが、CUH-1200では本体と同じくHDDカバーがツヤなし仕様で統一されています。
CUH-1200の最大の特徴はCUH-1000/CUH-1100シリーズと比べて最大消費電力が230wと8%減少し、本体の重量が約2.5kgと10%軽量化されていることです。
またディスクイジェクトスイッチがCUH-1000/CUH-1100シリーズではタッチセンサー式でしたが、CUH-1200より押しやすい物理ボタンに変更されました。
現在では初期型PS4を購入するメリットはあまりありませんが、初期型PS4を購入されたい方はCUH-1200がベストな選択でしょう。
発売日 | 2015年6月24日 |
価格 | 39,980円 (2015年10月1日より34,980円に改定) |
本体サイズ | 約275mm × 53mm × 305mm |
本体重量 | 約2.5kg |
最大消費電力 | 230w |
入出力端子 | USB3.0端子 ×2 AUX端子 ×1 |
出力端子 | HDMI端子 光デジタル端子 |
ストレージ(HDD)容量 | 500GB/1TB |
カラーバリエーション | ジェットブラック/グレイシャー・ホワイト |
PS4 CUH-2000系の型番(薄型PS4)
CUH-2000シリーズは省電力で薄型なPS4ジャ!
万人におすすめできるPS4なんジャ!
PS4 CUH-2000
PS4の型番CUH-2000は2016年6月19日に発売されたモデルです。CUH-2000シリーズは薄型PS4やPS4Slimと呼ばれている通り、30%以上小型化されたモデルのPS4です。
CUH-1000/CUH-1100では約2.8kgあった本体の重量が、CUH-2000では約2.1kgと大幅に軽量化されています。
そしてCUH-2000シリーズ最大の魅力は省電力化です。CUH-1000/CUH-1100シリーズと比較すると250wの最大消費電力が165wになり、34%もの消費電力低減を実現しています。
CUH-2000シリーズでCUH-1000/CUH-1100/CUH-1200シリーズから変更された部分では、光デジタル端子が削除され、USB3.0からUSB 3.1 Gen.1に変更されました。
発売日 | 2016年9月15日 |
価格 | 29,980円 |
本体サイズ | 約265mm × 39mm × 288mm |
本体重量 | 約2.1kg |
最大消費電力 | 165w |
入出力端子 | USB 3.1 Gen.1端子 ×2 AUX端子 ×1 |
出力端子 | HDMI端子 |
ストレージ(HDD)容量 | 500GB/1TB |
カラーバリエーション | ジェットブラック/グレイシャー・ホワイト |
PS4 CUH-2100
PS4の型番CUH-2100は2017年7月4日に発売されたモデルです。CUH-2000と性能や機能に変わりはありませんが、CUH-2000と比べて0.1kg軽量化され、本体の重量が約2.0kgになりました。
発売日 | 2017年7月4日 |
価格 | 29,980円 |
本体サイズ | 約265mm × 39mm × 288mm |
本体重量 | 約2.0kg |
最大消費電力 | 165w |
入出力端子 | USB 3.1 Gen.1端子 ×2 AUX端子 ×1 |
出力端子 | HDMI端子 |
ストレージ(HDD)容量 | 500GB/1TB |
カラーバリエーション | ジェットブラック/グレイシャー・ホワイト |
PS4 CUH-2200
PS4の型番CUH-2200は2018年6月25日に発売されたモデルです。CUH-2100と性能や機能に変わりはありませんが、現時点で最新の薄型PS4のモデルとなりますので、薄型PS4を購入されたい方にはCUH-2200がベストな選択でしょう。
発売日 | 2018年6月25日 |
価格 | 29,980円 |
本体サイズ | 約265mm × 39mm × 288mm |
本体重量 | 約2.0kg |
最大消費電力 | 165w |
入出力端子 | USB 3.1 Gen.1端子 ×2 AUX端子 ×1 |
出力端子 | HDMI端子 |
ストレージ(HDD)容量 | 500GB/1TB |
カラーバリエーション | ジェットブラック/グレイシャー・ホワイト |
PS4 Pro CUH-7000系の型番(PS4 Pro)
CUH-7000シリーズは「PS4 Pro」というPS4のハイエンドモデルなんだ!
高額なモデルだけど、PS4の性能を最大限に生かしたい方におすすめだよ。
PS4 Pro CUH-7000
PS4 Proの型番CUH-7000は2016年11月10日に発売されたモデルです。CUH-7000シリーズ(PS4 Pro)はPS4のハイエンドモデルで、4K出力に対応し、CPUやGPUなどの性能が向上しています。
PS4 Proでは「PS4 Pro Enhanced」に対応したPS4タイトルであれば映像表現が強化され、ブーストモードを利用すれば従来のPS4ソフトでも、フレームレートの向上やロード時間の短縮が可能です。
従来のPS4から変更された部分では、USB端子×2からUSB端子(USB 3.1 Gen.1)×3に変更、CUH-2000シリーズで削除されていた光デジタル端子を搭載しています。
またPS4 ProはSATA3に対応しているので本体のHDDをSSDに換装した場合、従来のPS4シリーズよりも高速なアクセスを実現できます。
マシンパワーを最大限に生かしてPS4を快適にプレイしたい方におすすめのモデルです。
発売日 | 2016年11月10日 |
価格 | 44,980円 |
本体サイズ | 約295mm × 55mm × 327mm |
本体重量 | 約3.3kg |
最大消費電力 | 310w |
入出力端子 | USB 3.1 Gen.1端子 ×3 AUX端子 ×1 |
出力端子 | HDMI端子 光デジタル端子 |
ストレージ(HDD)容量 | 1TB |
カラーバリエーション | ジェットブラック/グレイシャー・ホワイト |
PS4 Pro CUH-7100
PS4 Proの型番CUH-7100は2017年10月2日に発売されたモデルです。CUH-7000と比べて0.1kg軽量化され、本体の重量が約3.2kgになりました。
発売日 | 2017年10月2日 |
価格 | 44,980円 (2018年10月12日より39,980円に改定) |
本体サイズ | 約295mm × 55mm × 327mm |
本体重量 | 約3.2kg |
最大消費電力 | 310w |
入出力端子 | USB 3.1 Gen.1端子 ×3 AUX端子 ×1 |
出力端子 | HDMI端子 光デジタル端子 |
ストレージ(HDD)容量 | 1TB |
カラーバリエーション | ジェットブラック/グレイシャー・ホワイト |
PS4 Pro CUH-7200
PS4 Proの型番CUH-7200は2018年9月18日に発売されたモデルです。CUH-7100では310wだった最大消費電力が300wに低減されました。
またHDDのストレージ容量に2TBのモデル(ジェットブラックのみ)が追加されています。
発売日 | 2018年9月18日 |
価格 | 44,980円 (2018年10月12日より39,980円に改定) |
本体サイズ | 約295mm × 55mm × 327mm |
本体重量 | 約3.2kg |
最大消費電力 | 300w |
入出力端子 | USB 3.1 Gen.1端子 ×3 AUX端子 ×1 |
出力端子 | HDMI端子 光デジタル端子 |
ストレージ(HDD)容量 | 1TB/2TB |
カラーバリエーション | ジェットブラック/グレイシャー・ホワイト |
2024年にどのモデルのPS4を買うべきか?
結論から言うと通常のPS4を買うならCUH-2200、PS4 Proを買うならCUH-7200がおすすめです!
初期型PS4(CUH-1000系)を購入する場合におすすめの型番
初期型をあえて買うならCUH-1200!
特に理由がなければ発売から10年以上経過しているモデルがある初期型PS4をあえて購入することはおすすめしませんが、購入するなら型番CUH-1200をおすすめします。
CUH-1200を購入する理由は初期型PS4のCUH-1000/CUH-1100シリーズに比べて、最大消費電力や本体の重量が軽量化されているからです。またディスクイジェクトスイッチがCUH-1200より押しやすい物理ボタンに変更されているのもポイントです。
薄型PS4(CUH-2000系)を購入する場合におすすめの型番
薄型PS4でもCUH-2200が特におすすめなんジャ!
薄型PS4のおすすめの型番はCUH-2200です。理由はCUH-2000比べて0.1kg軽量化していることです。CUH-2100とは変わりありませんが、CUH-2200は2018年6月25日発売とPS4シリーズでもかなり新しい方なので、中古で購入してもまだ安心して使用できるかと思います。
とはいえCHU-2000/CHU-2100/CHU-2200はどれもほとんど変化はありませんので、中古で販売している薄型PS4の状態を見て気に入ったものを購入して良いでしょう。
PS4 Pro(CUH-7000系)を購入する場合におすすめの型番
せっかく買うなら最大消費電力の少ないCUH-7200が良いんジャ!
PS4 Proのおすすめの型番はCUH-7200です。理由はCUH-7000/CUH-7100と比べて最大消費電力が300wと10w減少しており、CUH-7000と比べて約0.1kg軽量化されているからです。
番外編 PS5
PS5でもPS4ソフトが遊べるよ!
PS5(プレイステーション5)はPS4と互換性があるためPS4のタイトルをプレイすることができます。
注意する点としては「PS5デジタル・エディション」はディスクドライブ非搭載モデルなのでディスク版のPS4ソフトをプレイすることはできません。
ディスク版のPS4ソフトをプレイされたい方はディスクドライブ搭載モデルのPS5を購入しましょう。