ホンダの軽自動車「N-BOX」にクラッツィオのシートカバーとフロアマットを取り付けてみました。
クラッツィオのシートカバーとフロアマットの感想や、取り付けにあたり大変だった部分を記事にしてみましたので、これからN-BOXにクラッツィオのシートカバーとフロアマットを取り付けてみたい方は参考にしてみてください!
N-BOXに自分でシートカバーとフロアマットを取り付けてみるぞ!
シートカバーの取り付けはとっても大変そうなんジャ~。
購入したシートカバーとフロアマット
クラッツィオ(Bros.Clazzio) N-BOX用シートカバー
N-BOXに取り付けるシートカバーはクラッツィオの軽自動車用のお手軽シンプルモデル「Bros.Clazzio(ブロス クラッツィオ)」です。
N-BOX用のシートカバーの種類は車の年式、型式、装備品の有無などによって変わります。購入する際はシートカバーの種類を間違われないようにご注意ください。公式サイトで車に適合するシートカバーを検索しておきましょう。
参考リンク:クラッツィオ公式サイトで適合するシートカバーを検索
今回シートカバーとフロアマットを取り付ける車は令和5年製のN-BOX Gグレード(JF3)です。運転席のハイトアジャスター、1列目の背面テーブル、1列目と2列目にアームレストがないモデルです。
このN-BOXに適合したクラッツィオのシートカバーの商品番号は「EH-2062」です。新開発BioPVC素材にディンプル加工を施し、ロゴデザインも一新した「新ブロス クラッツィオ」シリーズです。カラーはアイボリーにしました。
参考リンク:新ブロス クラッツィオ EH-2062 公式サイト
自分の車に合うシートカバーをきっちり調べておこうね!
クラッツィオ N-BOX用立体マット(フロアマット)
N-BOXに取り付けるフロアマットはこちらもクラッツィオの立体マット(JF3/JF4用)です。雨の水、埃、泥汚れなどに強く、掃除もしやすいNEWラバータイプを選択しました。
N-BOXのシートカバー取り付けに用意するもの
シートカバーの取り付けに必要な工具も一緒に準備しておくんジャよ!
クラッツィオ専用ヘラ(付属品)
こちらはクラッツィオのシートカバーに標準で付属している「Clazzio専用ヘラ」です。主にシートにカバーを入れ込む時に使用します。
プラスドライバー(必須)
2列目座面のシートを跳ね上げた裏側にあるプラスチックパーツを取り外すために「プラスドライバー」が必要です。
ソケットレンチセット 13mm(アームレスト装備車のみ)
アームレスト装備車は「ソケットレンチセット(13mm)」の用意が必要です。
六角レンチ 4番(シートバックテーブル装備車のみ)
シートバックテーブル装備車は「六角レンチ(4番)」の用意が必要です。
Bros.Clazzio N-BOX用シートカバーを取り付ける
シートカバー取り付け前のN-BOX
シートカバー取り付け前のN-BOXの1列目のシートです。
シートカバー取り付け前のN-BOXの2列目のシートです。
シートカバー取り付け後のN-BOX
箱から取り出したクラッツィオのシートカバーです。ヘッドレスト、背もたれ、座面とパーツごとにカバーが用意されています。
箱の中に入っている紙に、取り付け説明書がダウンロードできるQRコードが記載されていますので、そこからPDFファイルの説明書をダウンロードしてシートカバーを取り付けましょう。
シートカバー取り付け後の1列目のシートです。どうですか?なかなか良い感じに装着できたのではではないでしょうか?運転席と助手席のシートカバーの背もたれに表示された「Bros.Clazzio」のロゴがかっこいいですよね。
こちらは1列目のシートカバーの背面です。ポケットも複数あって収納が便利ですね。
シートカバー取り付け後の2列目のシートです。ぴったりと違和感なくフィットしています。
2列目のシートカバーの背面です。
シートカバーの取り付けで難しかったところ
2列目シートの座面裏のシートカバーの取り付け
2列目のシートの座面にカバーを取り付ける作業にかなり手こずりました。シートを跳ね上げた裏側で、シートに付いているプラスチックと生地を折り返して挟み込んで固定します。
簡単そうに見えますが、ここが非常に大変です。シートカバー自体がぴったりのサイズですので、生地をきっちり伸ばさないとフックに折り返せません。
指にかなり力が入る作業ですので、事前に爪を切ってから手袋やテーピングをして作業を行うと効率的かと思います。
2列目シート背もたれ背面の分解
2列目の背もたれ部分のシートカバーを装着するためには、背もたれ背面の下側にある純正表皮のプラスチックフックを外す必要があります。
背もたれ背面下部のシートの隙間にヘラを差し込み、外側に回転させるようにヘラを回して純正表皮のプラスチックフックを外します。
プラスチックフックを外したら、純正表皮をフレームに固定しているピンを真上に引き抜いて、生地に引っ掛けてある金属フックから純正表皮を外します。
これでようやく2列目の背もたれ部分のシートカバーを装着をする準備ができました。車の純正部分を取り外す作業はやはり緊張しますね。2列目の作業は想像していた以上に大変でした。
クラッツィオ N-BOX用立体マットを取り付ける
運転席・助手席のフロアマットを取り付ける
フロアマットの設置にあたり、少し作業がある場所は運転席のみです。運転席に純正フロアマットや他のフロアマットを設置している場合はまずフロアマットを外します。
今回のクラッツィオのN-BOX用フロアマットは純正のフックを利用して取り付けができないので、純正フックを取り外します。純正フックのタイプ別に取り外し方は違いますが、説明書にタイプ別のフックの取り外し方が記載されています。
純正フックの取り外しが完了しました。2枚の板でツメが引っ掛かるタイプのフックでマイナスドライバーを差し込んで取り外しました。取り外した純正フックは大切に保管しておきましょう。
こちらがクラッツィオのフロアマットに付属している専用固定フックです。専用固定フックには針がついていますので取り扱いに注意してください。
クラッツィオのフロアマット専用固定フックを運転席に取り付けます。始めにフロアマットを運転席に仮置きし、フロアマットの穴のある場所に付属している取り付け補助シールを貼ります。取り付け補助シールに合わせて説明書通りに専用固定フックを設置します。
専用固定フックに合わせてフロアマットを運転席の取り付けて設置完了です。輝くClazzioのロゴが良いですね。
運転席へのフロアマット取り付け後には、アクセルペダルやブレーキペダルなどとフロアマットが干渉していないかしっかりと確認しましょう。
またフロアマットを2重に敷いたり、ペダルカバーと併用することは絶対に行わないでください。重大な事故の原因となります。
運転席、中央部、助手席へのフロアマットの設置が完了しました。ジャストフィットしていて気持ちが良いですね!運転席以外はフックは不要で普通に敷くだけですので楽な作業です。
後部座席のフロアマットを取り付ける
後部座席のフロアマットは1枚なので敷くだけです。こちらもジャストフィットして最高です。
シートカバーとフロアマットを取り付けた感想
クラッツィオのシートカバーとフロアマットを取り付けた後の満足度はかなり高いですが、シートカバーの取り付けは本当に大変な作業でした。
シートカバーの取り付けは初めてだったので、日数は2日で作業時間は合計4時間くらいかかりました。手袋やテーピングをしないでシートカバー取り付け作業をしたので指先は痛みましたね。
指先に力がいる作業が多いので、シートカバーの取り付けに自身がない方や女性の方は工賃はかかりますが専門店でシートカバーを取り付けてもらうのも良いかもしれませんね。
シートカバーを取り付けにはとにかく時間がかかりますので、休日の午前中から本腰を入れて作業に取り組むことをおすすめします。
今回私が取り付けたN-BOXはアームレストやシートバックテーブルを装備していないタイプですが、これらを装備しているタイプでは工具を使用して取り外す必要があるため、更に大変な作業になるかと思います。
フロアマットの取り付け作業は運転席の純正フックの取り外しと専用固定用フックの取り付けだけですので、30分程度で取り付けすることができるかと思います。
自分で車にシートカバーを装着させるとより一層車に愛着が持てるような気がします。気になっている方はぜひシートカバーの装着をチャレンジしてみてください!
くのこ1人ではシートカバーを取り付けるのは不可能だったかもしれないんジャ。
2人でシートカバーの取り付けをしたら作業が楽になるね!